クラシック音楽のコンサートは敷居が高い?映画館くらいの気楽さで聴きに行ける!
クラシック音楽、楽曲のこととか全然知らないし、マナーとかあるのかな?
そんな思いがあって興味があってもなかなか一歩を踏み出せないそこのあなた!
クラシック音楽は映画館にいくのと同じくらいの難易度だと思ってほしい!
この記事で気になっていることを解消して、コンサートへぜひ行ってみてください。
ドレスコードは特にないので気にしないでOK
クラシック音楽なんて、みんなドレスを着てタキシードをきている人ばかり・・・。というイメージをもしかしたら持たれているかもしれませんが、そんなドレスコードはないので安心してください。
仕事帰りならスーツでもいいし、ジーパンとかのラフな格好でも誰も気にしません。
さすがにパジャマとかそういう格好の人はいませんが、だいたい映画館に行くような服装なら問題ないです!
気にすることがあるとすれば、ガサガサ音がしやすい服とか、ジャラジャラ音がするアクセサリーは避けたほうがいいかも。
クラシックコンサートで、隣に座った人がガサガサ音を立てていたらちょっと嫌ですよね。周りへの配慮は映画館と一緒!
お金はどのくらいかかる?
クラシックのコンサートで気になるのはお金。
まずチケット代は必須です。それ以外は特にかかりません。
CDなどの物販がある場合があるのですが、気に入ったら買えばいいくらいです。これも、映画館でパンフレット買うかどうかぐらいの気持ちですね。
チケット代について
どっぷりハマるまでは、まずは1,000~2,000円程度のチケット代の演奏会を聴きに行くのがおすすめです。
このくらいの価格で聴けるのは、アマチュアや学生団体が主催しているオーケストラになります。
アマチュアではありますが、一年近くを練習につぎ込んでいたり、なかなか聴き応えがありますよ。
逆にチケット代が数万円かかる演奏会は、海外から来日した有名なオーケストラだったり、有名な演奏家がソロを務めていることが多いですね。
もちろんチケット代の高い演奏会はレベルも高く素晴らしいものですが、クラシック音楽が本格的に好きだなと思ってから聴きに行っても遅くはないですよ。
物販があったりします
演奏会によっては、CDとかのグッズが売っていたりしますね。
こちらは買わないとマナー違反とかはないので、気に入ったら買うくらいで大丈夫です!
演奏会が終わってから、この曲好きだったなぁとか、今日の演奏家が好きだし応援したい!という気になったら買ってみてもいいですね。
演奏会によっては、演奏後に握手会とかサイン会がある場合もあります。そういうのに参加してみたければ買ってみてもいいかもしれません。買ったCDにサインをしてくれる場合もありますよ。
マナーがわからない、どうすればいいの?
クラシック音楽なんて初めてだけどマナーとか大丈夫かな?という心配もありそうですが、堅苦しく考えなくて大丈夫ですよ!
気を付けてほしいのは次の内容くらいですね。
- 上演時間に遅刻しない
- 演奏中は静かにする
- 演奏中に席を立たない
- 拍手はよく分からなければ周りに合わせる
このくらい気をつけられれば大丈夫!詳しく解説していきます。
上演時間に遅刻しない
せっかくのコンサート、バタバタと会場に入らなくても良いように余裕を持って向かいましょう。
大体のコンサートには二つの時間が書かれています。
- 開場時間・・・ホールへ入れる時間
- 開演時間・・・演奏の始まる時間
開演時間に間に合えばいいのでは?と思いますが、できれば開場時間くらいに到着するのをオススメします。
- お手洗いを済ませておく
- 自由席なら席を探せる
- パンフレットに目を通せる
ギリギリに行って空いている席が見つからない!という事態は避けたいですね。
また、演奏会が始まってからは休憩時間まで席を立てません。お手洗いを済ませて、席を確保。その後パンフレットをみたりしてゆっくり過ごす。
このくらい余裕があると演奏会を楽しめますね。
演奏中は静かにする
これは守ってくださいね。
子供と一緒でそれが難しい場合は、ファミリーコンサートというものもあります。
演奏中に席を立たない
これも守りましょう。
どうしても!という場合は曲と曲の間など、周りに迷惑をかけないタイミングで出る心がけを!
クラシックコンサートは演奏が始まると、途中の休憩時間まで30分以上かかる場合もあります。
お手洗いなどは事前に済ませておきましょう。
拍手はよく分からなければ周りに合わせる
組曲は全部の曲が終わったとき、交響曲は全部の楽章が終わったとき、というタイミングで拍手をすることが多いです。
しかし、その楽曲を知らないと分からないですよね。曲が終わった!と思って拍手しようとしたら、誰も拍手しない・・・ということもあります。
また曲によってはものすごく静かにフェードアウトして終わるものがあります。そういうものは余韻も大事になってきます。
目安としては、指揮者が棒を下ろして客席のほうを振り返ったタイミングがベストですが、よく分からなければ拍手は周りに合わせましょう。
おすすめの演奏会の種類は?
クラシック音楽といっても色々なものがあります。興味を持ったものを聴くのが一番ですが、なにも分からない!ということなら参考にしてみて。
オーケストラの演奏会
クラシック音楽と一口に言っても、演奏の規模は様々です。
ぜひ生の演奏で聴いてほしいのはオーケストラです!
オーケストラとは管弦楽ともいい、弦楽器群、管楽器群、打楽器群が編成された大規模なものを指します。規模が大きい分、迫力がすごい!
ちなみに、オーケストラ以外には弦楽合奏、弦楽四重奏などの比較的規模の小さいものもあります。弦楽器の音色が好きだな、と感じたらこちらのジャンルも広げてみてください。
コンチェルト(協奏曲)が含まれているプログラム
コンチェルト(協奏曲)とは、ソリスト対オーケストラの構図になっている楽曲です。
バイオリンコンチェルトならバイオリン1人とオーケストラ、ピアノコンチェルトならピアノ1人とオーケストラ、という形ですね。
あまりクラシック音楽が知らない人には、ぜひコンチェルトを聴いてほしい!
おすすめする理由は次の通り。
- ソロ楽器が常に主役なのでわかりやすい
- 超絶技巧が楽しめる
- アマチュア演奏会でもソリストだけはプロの場合が多い
コンチェルトというジャンルが、ソロ楽器の能力を存分に引き出すために作られたものです。曲を知らなくても、純粋にすごい!と思えるはず。
コンチェルトのなかには、伴奏なしでソリスト1人が弾くカデンツァという箇所があります。ここは腕の見せ所!とばかりに超絶技巧を繰り広げます。
ファミリーコンサート、キッズコンサート
敷居の高いと思われがちなクラシックですが、ファミリーコンサートというのはかなり気軽に入れます。
なんせ子供もウェルカムなので、多少騒がしくてもだれも気にしません。
また、解説をしながら進行することが多いのでわかりやすかったり、ポップスのオーケストラアレンジが聴けたり、とにかく親しみやすい演奏会になっています。
ちなみにファミリーコンサートといっても、1人で聴きに行っても大丈夫!
周りの人は誰も気にしていないですし、実際に1人で来ている人もけっこういますよ。
おわりに
クラシックコンサート、興味出てきましたか?
このブログでは楽曲についての解説を書いています。
気になる曲があれば、ぜひ生でも聴いてみてくださいね。