アニアはせどりや転売に向いている?その価格が上がりそうなどうぶつ予想【アニマルアドベンチャー】

アニア(アニマルアドベンチャー)

タカラトミーから発売されているどうぶつフィギュアであるアニア(アニマルアドベンチャー)。

子どもが遊ぶ目的で集めたり、マニアな大人が収集したりで人気ですが、せどりや転売目的での購入は稼げるのでしょうか?

結論から言うとアニア知識があれば稼げる商品です!

価格上昇につながる廃盤システムや現在高値となっているアニアをコレクター目線で紹介します。

アニアはトミカと似たような方式でラインナップ変更がおきます

アニアは、同じくタカラトミーさんから発売されているトミカと同じようなシステムでラインナップの入れ替えが行われます。

トミカのラインナップ変更について
  • トミカ通常ラインナップはNo.1からNo.120までの120種類
  • 毎月第三土曜日の「トミカの日」に2種類、番号が振られて発売される
  • 古い方の同じ番号のトミカはラインナップ落ち(=廃盤)
  • 番号に規則性はないため、長寿トミカと短命トミカがある

このように毎月2種類のトミカが新発売、2種類のトミカが廃盤を繰り返します。

また、新発売の2種類のうち1種類は初回限定カラーも同時に発売されます。

おもちゃをせどりについて知識がある人はトミカのラインナップ変更はご存知かもしれません。(知らなかった人は覚えておくと良いかも?)

というわけでトミカせどり・転売を行うとしたら主に2パターンですね。

  • 新発売の限定カラーを買って売る
  • 廃盤品を買っておきプレミア化したら売る

車種の人気度合いから値段の上がり方はそれぞれですが、それなりに確実な方法で利益を出せるようです。

アニアとトミカの廃盤システムの違いについて

トミカの入れ替えシステムと同じような方式で、アニアASシリーズとALシリーズは入れ替えが起きています。

トミカの方式と異なる点は次の通り。

  • 「トミカの日」のように毎月決まった日がなく年に2〜3度の入れ替え
  • 初回限定品にあたるアニアは特にない
  • 番号が少ない(ASシリーズは41、ALシリーズは20まで)

というわけで、初回限定品カラーなどがない分、新発売の買い占めでは利益を出すことはできないので注意しましょう。

廃盤になりそう・既に廃盤となったどうぶつを集めておきプレミア化したら売る、という方法が良さそうですね。

アニアとトミカの違い(コレクター目線)

そもそも廃盤だからといって何でもかんでもプレミア化するわけじゃないですよね。廃盤の中でも需要のあるアニア、あまり需要のないアニアがいます。

そのため、トミカが比較的安定的に値上がりするのに対し、アニアは値上がりにバラつきが大きい傾向にあります。

例えば、ライオン。AS-01ライオンは廃盤品がありますがそんなに値上がりしていません。

何故かというと人気どうぶつなので、後継にも別ラインナップにもライオンはあるから。よほどこだらりがなければ廃盤品でも需要があまりありません。

トミカであれば、同じ車種であっても実際の自動車どうよう年式、モデルチェンジというものがあるので「この年式のシビックがいいんだ!」みたいなマニアがそれなりの人数いるはずです。

それに対して、どうぶつにはカラー等の差異はなく、造形は後発の方が良くなっていくはずです。

よほどのマニアでもなければ古い方のライオンにこだわる必要はありません。(よほどのマニアなら多分すでに持っているだろうし)

そういった事情をふまえて、実際にプレミア化が大きいどうぶつを見ていきましょう。

現在プレミア化しているアニアたち

通常ではアニアASシリーズは500円~700円程度、ALシリーズは700円~1,000円程度で販売されています。

いまから紹介するものはフリマサイトなどで3,000円~5,000円程度と何倍にもなっているアニアです。

美品・箱ありとったアニアが安く売られていたら要チェックですよ。

【廃盤AS-18】ウマ(サラブレッド)

  • 【廃盤AS-18】ウマ(サラブレッド)
  • 【発売期間】2014年10月~2015年4月

半年と少しでラインナップ落ちしたウマです。アニアのうち上位を争うラインナップ落ちの速さから現在プレミア化。

また、販売の経緯が不明ですが「ウマ(SPECIAL EDITION)」と「白馬( SPECIAL EDITION )」が存在します。 こちらも現在入手方法が無くプレミア化していますので要チェックです。

【廃盤AL-07】マンモス親子

  • 【廃盤AL-07】マンモス親子
  • 【販売期間】2015年6月〜2020年12月

販売期間自体はけっこう長いのですが、マンモスは人気なので廃盤後すぐにプレミア化しました。

アニアALシリーズは恐竜がメインとなっているので、ある意味どうぶつのカテゴリーでもあるマンモスは需要が高いんですかね。サイズが大きいシリーズのため、ASシリーズのゾウと並べてもいい感じだったり。

AL-07の後発はモササウルスと、まったく別のいきものとなってしまったので、マンモスの再販はしばらく無いのかなと思います。

【廃盤AL-11】シロナガスクジラ親子

  • 【廃盤AL-11】シロナガスクジラ親子
  • 【販売期間】2016年7月〜2020年12月

こちらもマンモス親子と同じ時期にラインナップ落ちしたシロナガスクジラ親子です。ASシリーズにサメ等はいますが、クジラはいません。そのため恐竜を集めていない人にも需要が高くプレミア化しています。

水に浮くバージョンとして再販されるかと思いきや、同じALナンバーの後発はメガロドンになってしまいました。

ただ、アニアの海のいきものは水に浮くバージョンとして順次ラインナップされています。なので、そのうちリニューアル販売されるかもしれません。

その際はこの旧バージョンのシロナガスクジラの価格も落ち着くと思いますので在庫している方は少し注意しておきましょう。

単品販売以外の珍しいアニア

単品販売以外にも、アニアくじやカプセルアニア、プレイセットのセット品等さまざまなラインナップがあります。

非売品などを含めると把握しきれないくらい種類があるのですが、そのなかからいくつか紹介していきます。

マンボウ(アニアプレイセットウキウキスプラッシュ水族館付属)

  • アニアプレイセットウキウキスプラッシュ水族館
  • 2014年4月販売

アニアはどうぶつが多く、そもそも魚類はあまりいません。

初期に販売されたプレイセットにアニアのマンボウが含まれているため、知名度があまりない可能性もあります。

このウキウキスプラッシュ水族館、パッケージのように賑やかにたくさんどうぶつフィギュアが入っているかと思って買ってみたらマンボウ一匹だけ、という哀愁のあるレビューがあったりします。

プレイセットは子供が遊ぶために買うため、中古の場合は美品も少なくなるという点もマンボウのレア度に拍車がかかっていますね。